弁慶謝罪の地とされる道林寺跡地には現在銅像と石碑が建てられ、昔日(せきじつ)の主従愛を後世に伝えています。安宅の関で兄源頼朝に追われる義経を逃がすために主人である義経を金剛杖で叩き据えた弁慶の忠義心は、歌舞伎「勧進帳」の見せ場となっていますが、一行が無事安宅の関を通り抜けた後、弁慶が「死してお詫びをつかまつる」と非礼を泣いてわびた場面もまた、「勧進帳」を盛り上げる名場面の一つです。しかし、義経はこの忠臣の機転を褒め、ともに涙を流してお互いを称え合ったとされます。 安宅の関から東に約3キロ、現在では弁慶が跪(ひざまず)いて涙にくれた祠(ほこら)などは何も無くなっていますが、跡地に建てられた銅像からは主人を守ろうとする弁慶の決死の思いが伝わってくるようです。
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石川県能美市道林町へ106
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