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能美古墳群
能美古墳群は、手取川左岸の扇状地の能美市中央部、東西約2キロメートル、南北約1.2キロメートルの範囲に点在する五つの独立丘陵にある古墳群の総称です。丘陵は、西から寺井山(県指定史跡)、和田山・末寺山(国指定史跡)、秋常山(同)、西山と並び、各丘陵の名称を冠して支群としています。これまでに確認された古墳は、弥生墓3基、前方後円墳2基、前方後方墳3基、方墳3基、円墳43基の計54基を数えますが、未調査のまま消滅した古墳を合わせると、70〜80基を下らないものと推定されます。
古墳群の造営期間は弥生時代末期から古墳時代後期の約4世紀間の長期に及び、この間、ほぼ方形周溝墓、方墳、前方後方墳、円墳の順に継続して墳墓が築かれています。全長約140メートルという北陸では突出した規模の大型前方後円墳の秋常山1号墳もその過程で築かれています。埋葬施設も木棺直葬から粘土槨、粘土室へ変化し、最後には切石積み横穴式石室が出現しています。
また、和田山5号墳の武器、武具類、和田山23号墳の須恵器群、西山9号墳の馬具類をはじめ、優秀で夥しい量の副葬品が発掘されています。このような長期にわたる継続的な古墳群の造営、多種多様の墳丘、埋葬施設、出土品は全国的にみても非常に珍しいものです。
能美古墳群は散策路「健康のみち」でつながっており、一部の古墳は公園として整備されているほか、能美市立歴史民俗資料館では出土品などを展示しています。
INFOMATION
アクセス JR金沢駅からバスで約60分
JR小松駅から車で約15分
小松ICから車で約15分
美川ICから車で約20分

所在地

問い合せ

石川県能美市寺井町を20
(能美市立歴史民俗資料館)

資料館 0761-58-6103

MAP B2
能美古墳群